”私は全てのものに対して罪人である” これはボンヘッファーというドイツ人牧師の言葉です。 ボンヘッファーとはどんな人なのでしょう。別の場ではこんなふうにも述べています。 「善と悪との間で選択をするのは不可能であり、あくまで我々は、悪と悪との間に立って選択をするほかない。」 それが人間の行為である限り、完全な善など存在しない。全ては悪と悪との選択であると。 正義の摘発に飽くなき自粛警察、自分の権利ばかり主張する老害(若者も含まれるけどイメージとしての老害。語彙がなくてすみません。)みたいな人と比較すると、よりボンヘッファーの人物像が明確になると思います。 自粛警察や老害みたいな人は自分の意思に基づく行為こそが唯一解だと信奉しているが、ボンヘッファーは、全ての選択は悪と悪との間において辿られるものだと認識している点で、行為に対する評価が大きく異なりますね。 … [もっと読む...] about ”私は全てのものに対して罪人である”という言葉が与えてくれる勇気の種類について
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