最近つくづく思うのは、SEOはサービスエンハンスと同じであること。
CV前の体験としてのオンページ対策の部分がいわゆるSEOだと考えられているけど、それと同じくらいCV後のサービス自体の品質改善も大事だと思う。
CV後のサービス品質を高めることで、ざっと考えただけでも、下記のような効果が期待できる。
- ポジティブなサイテーションの増加
- ポジティブな口コミの増加
- ポジティブな被リンクの獲得
- CVRの改善(ラストクリック率向上?)
- 指名検索数の向上
特にCVRの高い重要クエリでは、サービスの品質に関する評価比重への重みが増すような肌感覚がある。
ページへのランディングから購買するまでの利便性を考えたときに、サービスの品質が高いと考えられるサイトを上位表示しておいたほうが満足してもらえるだろう的な発想で。
で、このサービスの品質が高いと考えられる要素が、さっき上げた、ポジティブなサイテーションだったり、ポジティブな口コミだったり、CVRの部分だったりするのかなと。
私がGoogleの担当者だったらそういうアルゴリズムにする。
逆に、品質が低いサービスを売っているサイトは、もう大勝はしていけない時代なのではないかな?
特に気にしているのが、荷電系の評判。と、それに伴うネガティブ系のサジェスト。
「○○×しつこい」みたいなクエリとか、「~~というのは結局のところ~~(よくない話)で、絶対使わないほうがいい」みたいなサイテーション。
顧客がサービスの価値に気づきにくいなど、もろもろの構造や性質的に、まあ仕方がない部分が一定あるかもだけど、どうにかならないものなのかな、とも思う。
この領域にまで介入すると、それってお前がやることなんか?とか、この領域を改善することで本当にSEO上の効果があるのか?とか、これを改善することのROIは?とか、本当にいろいろな障壁があるけど、これを全部やって成果を出せる人になれたら、めっちゃ強いやつになれるだろうなとも思う。
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